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Tuesday, November 24, 2009

パリの空の下2009-3

木曜日の朝は、必ず行くマルシェ。どうやら地元の人たちは、魚貝類やお肉はスーパーで買わないらしく、木曜日の朝、週末のご馳走のための食材を買いにやって来るようで、朝早くから
賑わいます。とはいっても、冬はなかなか陽が出ないこともあって、仕事のアポはみな11時過ぎからなので、一番最初、まだ真っ暗な朝7時に行ってしまったら、お店を設営している最中で、8時過ぎてから出直した記憶があります。いつも訪れるのは茸専門店と海老、帆立貝などの充実している魚屋さん、牡蠣は別途、牡蠣専門店が出ていて、各地の牡蠣を個別に注文できます。蟹もシーズン中は、蟹専門店が出ますね。あとは、蜂蜜専門店とか、干し果物専門店とか。お土産にしたいものも、いろいろあります。

下記は、いつも買う海老の美味しいお店で、ここで殻付きのホタテ貝も買って、だいたいバターとガーリックで焼いて、ちょっとお醤油を落として食べます。海老は耐熱ガラスのキャセロールにバター、白ワイン、ローリエと共に入れて電子レンヂでチンして、塩、胡椒して食べます。蟹はさすがに一人の時は手に負えませんが、茹でてレモン・マヨネーズをつけて食べるだけで美味しいです。

マルシェでは、靴や洋服、日用雑貨なども売っていて、ほとんど何でも手に入りますね。

日用雑貨を売るお店の看板犬らしく、帽子をかぶってお店番をしていました。

今回は、大きな帆立貝を2個、クレヴェット・ロゼという大きな海老を10尾ほど購入して、9ユーロ40セントでした。翌日、帰国前の午後、ルーヴル美術館のカフェで買ったファンタ・オレンジが3ユーロ50セントだったことを思うと・・・ホテルに泊まったら、いかに高くつくかが想像できます。スーパーだと、ファンタはたしか1本、50セントぐらいだったと思います。スーパーではファンタなど買いませんが、1リットルのミネラル・ウォーターが90セントなので、500ミリの飲み物はみんなそんなもんです。空港で500ミリの水がやっぱり3ユーロとかすると、つい、我慢してしまおうと思ってしまいます。

パリの空の下2009-2

前夜、近所のスーパーでしこたま買い物をしたので、これを滞在期間中に食べ切るため、「計画経済」を実行しないとなりません。外で美味しそうなレストランや、美味しそうなケーキ屋さんを見かけても、脇目もふらず、一直線にアパートへ帰ってくるようにするわけです。とはいえ、焼きたてのパン、ケーキだけはその誘惑を避け難く・・・これも、近所の決まったお店ですが、行ってしまうんですよね。

まずは順当に、購入した食材で、到着翌朝の朝ご飯。時差もあって、お腹が空いているので、結構、しっかり頂きます。前夜の茄子と牛挽肉のグラタンの残り(ラタトゥイユに挽肉が入っているみたいな感じ)があったので、本当はオムレツにしようと思ったのですが、面倒くさいので、ふんわり目のスクランブルド・エッグに添えました。パン・ド・カンパーニュはスーパーで買ったものですが、これが結構美味しく、トーストしてばくばく食べてしまいました。

下記はいつも必ず行く、近所のブランジェリーで人気のホット・ドッグ。お店のマダムやお客さんたちは「hot dog=オッドッグ」と呼びます。バゲットにちょっとスパイシーなソーセージ、そして美味しいチーズがた〜っぷり詰まっていて、食べる時、オーブンで暖めるのですが、これが、もう本当に美味しいのです。うちのママリン社長も非常に気に入り、前回、一緒に滞在した時は、朝ご飯に半分ずつ食べていました。もちろん、クロワッサンやパン・オ・ショコラも美味しいです。

そして、下記は同じお店のデリース・フランボワーズとエクレールですね。お菓子も沢山種類があり、また、どれも美味しいです。実は、すぐ近所にダロワイユだとか、有名店がいくらでもあるのですが、私はこの「街のブランジェリー」のほうを好んでおります。

パリの空の下2009-1

11月16日から5日ほど、駆け足のパリ出張に行ってきました。このところパリは、4回続けて同じ所に泊まっていますが、バスティーユ広場近くというか、ピカソ美術館近くというか・・・ほとんどすべての地下鉄にアクセスできる立地で、とっても便利なサーヴィス・アパートメントです。

何しろ時差があり、いつ目が覚めるかわからないわけで、キッチン付であるということは、非常に助かるのですよね。だいたい日本から行くと、パリには夕方から夜到着するわけで、今回は6時半頃だったので、ラッシュ時でホテルまで少し時間がかかってしまいました。でも、7時半にはチェック・インでき、レセプションのお姉さんが「スーパーは8時までよ!」とウィンクするので、急いで部屋にスーツケースを置いて、徒歩5分のスーパーに駆け込みました。4日ぐらいの滞在の場合、初日に食料を買い込まないと食べきれず、意味無いわけです。なので、バック・パックの他、エクストラのお買い物袋も持参し、ミネラル・ウォーター、オレンジ・ジュース、ワイン、ミルクといった重たいもの、これにバター、卵、サラダ用の葉っぱ、トマト、ハム、チーズ、ポテト・サラダ、ボンヌ・マリーの四つのベリーのジャム、電子レンヂでチンして食べるクレープ、生のバジルの入ったパスタ、プロバンス風ソースの瓶詰め、これに、すぐ食べるための冷凍食品の茄子と牛挽き肉のグラタンほか2種類ほど、そして、パン・ド・カンパーニューのスライスしてあるものを購入して、しめて60ユーロぐらいでした。8,000円ぐらいでしょうか? これで帰国直前、5日目のお昼まで賄えるので、一食あたり550円ぐらいですね(笑)

ただし、木曜日は朝市が道向かいに立つので、ここで必ず茸類を購入してオムレツにしたり、帆立貝と海老、牡蠣、もしくは、蟹などを購入して、豪勢に食べます。このマルシェのために、出張は必ず木曜日が入るように構築し、かつ、木曜日のアポは朝市で買い物をして冷蔵庫に格納した後・・・午後1時以後にしてもらっています。仕事の合間の楽しみというと、それぐらいしかないし、食材が良いから、料理する甲斐もあるんですよね。

・・・というわけで、アパートの重要な要素としてのキッチンですが、電子レンヂ、グリル・オーブン、さらに、食洗機もついていて、トースターや、コーヒー・ポット、お鍋やフライパン、食器各種も完備していて、こんな感じ(以下)・・・です。



そして、食卓エリア、ソファのあるラウンジ・エリアもあって、寝室は独立して別になっております。出張中は普通に仕事せねばならず、変な時間におきてメールしたりということが多々あるため、独立した1ベッド・ルームは有り難いレイアウトですね。もちろん、高速インターネットは部屋代に込みです。これが無い所には泊まれないし、お茶やジュースを気兼ねなく飲みつつメールをして、コップなどを流しに片付けられるのも有り難いことです。そして、一般的なホテルより安い・・・のですよね。なので、最近、ほんとにホテルには泊まらなくなってしまいました。