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Friday, November 10, 2006

スカンジナビア航空の衝撃のトイレ

スウェーデンのヨーテボリで会議があり、東京からはストックホルムへの直行便もないため、コペンハーゲン経由の乗り継ぎ、スカンジナビア航空で行くことになりました。それで、座った途端に出された飲みものが入っている、ストレートな円筒形のプラスチック・カップのデザインにも感心したのですが、何より驚いたのはトイレに行った時でした。なんと、トイレに窓がついていたのです! これは衝撃でした。ドアを開けると、トイレの中が明るい日射しに溢れていて、一瞬、何が起きているのかわかりませんでした。北欧デザイン恐るべしです。しかも、トイレの壁面はブルーと白の革張りで、ここを倒すと赤ちゃんのおむつを替えたりするスペースとなります。さらにトイレの便器回りに木材が使用されていたり、洗面スペースの鏡とダウン・ライトのデザインなど、あらゆるものが、航空機のトイレの常識をくつがえす画期的、かつ、居住性の高い空間となっていました。あまりのことに、是非、このトイレの写真を撮りたいと私は思ったわけですが、トイレにカメラを持って行くのも奇妙なので、次回まで待つことにして、再度、トイレに立った際にはしっかりカバンごとカメラを持参して、ゆっくりと撮影にいそしんだのでした。


スカンジナビア航空は、食事時になると、男子のアテンダントが全員、上下を着替え、薄いベージュのシェフのスモック、首には白と紺のチェックのスカーフ、そして、長いソムリエ・エプロンをして食事をサーヴィスしてくれます。これも居眠りをしていた所に食事の時間となり、薄目を開けて見ると、パリパリに糊の効いたユニフォームを見につけた見目麗しい男子の皆さんが、最前列に並んで大きなサイズの飲み物メニューを持って微笑んでいるので、何事が始まったのかと驚きました。スカンジナビア航空は相当に変わった会社と見え、この後も男子の皆さんはことあるごとにお着替えをして、二度目の軽食サーヴィスの折りには、ヴェストとソムリエ・エプロンで、バリスタのような服装で現れました。一方、女子はギャザーの入った黒のおばさんエプロンで最初から最後までを通しており、一体これはどうしたことかと思いました。ご存知のように、飛行機のアテンダントは男子の場合、ほとんどがオネエさんなので、みな着替えるたびに嬉々とした笑顔で、それはそれでいい感じではありました。

Sunday, November 5, 2006

グラインドボーンは夏の風物詩

夏のロンドンは社交イヴェントが多いことで知られていますが、グラインドボーン・フェスティヴァル・オペラもその一つです。ロンドン南東部、列車で約1時間ほどの所にあるルイスで降りて、そこから、さらにバスやタクシーなどでクリスティ家の「お庭」のオペラ・ハウスまで出向くわけですが、優れたアンサンブル・オペラを観劇するだけでなく、長い幕間のピクニックが有名で、ちょうど日本のお花見のような賑やかな雰囲気が独特です。バイロイト音楽祭と並んで、切符が取れないことでも有名です。


個人の家の駐車場がロールス・ロイスやダイムラー、ベントレーなどでごったがえす


個人の屋敷の庭に1200席のオペラ・ハウス!



開演前の一時、来場者はカクテルを楽しみながら談笑したり、庭園を散策する


見渡す限りの広大な庭園は手入れが行き届いている


近年、レストランも充実しているが、やはり醍醐味はピクニック

Thursday, November 2, 2006

イタリアの文房具

ローマの文房具屋さんで見つけたカラフルなペンの数々。お土産には、がさばるペルージャのチョコレートを買い込むよりも、こういうもののほうがオシャレだし、持ち運びの苦労が少ないかも知れません。バルベリーニ宮の近くでしたが、皮の書類カバンから、色とりどりのデスク回り、カバンの中のオーガナイザーなど、欲しくなる小物を沢山置いてありました。また立ち寄ってみたいと思うお店です。