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Monday, February 19, 2007

ヴェネツィアの料理人

カルネヴァーレ期間中のヴェネツィアは、正に外に出るのも嫌になるぐらいの人出で、しかも、もともとが「無礼講」の謝肉祭ですから、泡やふにゃふにゃした軽い色粘度のようなものを噴射するスプレーを持ったイタリアの悪童たちが誰彼かまわずにそうしたものを吹きかける恐れもあるため、おちおち出歩けるような状態ではありませんでした。そんな中、私が非常に心を惹かれたのはホテルの近所にあった、シェフやホール・スタッフ専用の衣料品を売るお店で、あまりのカワイいセレクションに思わず着いた日に写真を撮った(昼休みで店は閉まっていた)のですが、後日、この白黒の上下とお揃いのスカーフなど一式を購入することになりました。お店の人はなんで私がこんなものを購入するのか・・・ちょっと怪訝そうでしたが、日本から来た料理人とでも思ったらしく、それ以上何も聞かずに売ってくれました。ただし、実際、そういう商売の方たちを顧客とする店らしく、クレジット・カードが使えずに現金払いで、他にも欲しいものがいろいろありましたが、それ以上は思い止まりました。

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