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Wednesday, January 10, 2007

SFMoMAのシマシマ

スイス人建築家、マリオ・ボッタ設計によるSFMoMA(サンフランシスコ近代美術館)のロビーは、壁や床のほとんどにストライプがモチーフとして使われており、どこを向いてもシマシマ・・・で、ちょっと目がくらくらしてしまうかもしれません。また、細い木材の使われ方などは、「築地の料亭か?」と思うほど、日本のホテルや商業施設を思わせる雰囲気をかもしだしているのも不思議ですね。屋外の眺めは比較的地味なのですが、ロビーに入った途端、呆気にとられるものがあります。とはいえ、高い吹き抜けのと圧迫感のない空間構成、白い壁部分に反射する外光をほどよく散らしている演出などは、悪くないと思います。かつてシヴィック・センターでオペラ・ハウスと並んでいた頃のSFMoMAと比べると、たしかに近・現代美術にふさわしい建物と言えるのではないでしょうか。

シマシマだらけのロビーに、この作品はちょっとやり過ぎかも・・・

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