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Sunday, September 3, 2006

バイエラー財団から眺める地上の楽園

バイエラー財団へ行くのは、ほとんどの場合、6月のアート・バーゼルの期間中。だいたいは良く晴れ渡って、真夏のような日射しであることが多いので、美術館を一巡りした人たちは、必ずカフェに立ち寄って、冷たい飲み物やアイスクリームを食べながら、ひとしきりお喋りをするようです。

窓から望むゆるやかな丘陵地帯はイタリアのトスカナ地方を思わせますが、実際に葡萄畑になっていて、美味しい白ワインが取れるようです。来館者のために置かれた、ゆったりとしたソファに腰掛けて窓の外を眺めていると、これぞ正しく地上の楽園といった雰囲気で、立ち上がるのが嫌になってしまいます。

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