8月のウィーンで「会議は踊る」
8月はウィーン大学で会議があり、久々にシュターツ・オーパの斜め前にある、かつてカラヤンがウィーンでの仕事の際には定宿にしていたという小さなホテルに一週間ほど滞在しました。分科会はウィーン大学の教室を使い、大きな集まりの際にはコンツェルト・ハウスを使用するという、音楽やバレエがシーズン・オフの8月ならではのアレンジメントでした。ウィーンは小さな街なので移動がしやすく、そういう意味では、会場が複数に別れていてもさほど苦にはなりません。暑いとはいえ、日本でいうなら軽井沢ぐらいの気温で、湿度がまったくといって良いほど感じられないので、なんだか高原に避暑に来ているような雰囲気でした。それでも、やっぱり私にとっては、寒い冬の、オペラ・シーズン真っ最中のウィーンのほうがしっくり来るような気がしたのでした。
0 Comments:
Post a Comment
<< Home